カステラの作り方

名人・内山浩一のカステラ焼きの技をご覧ください。

1 . 調合
厳選された材料を丁寧に調合します。


2 . 準備
カステラ枠に用紙をセットします。


3 . 流し
カステラ枠に材料を流し、焼き釜にセットする。


4 . 泡切り
約190度の釜で焼きながら、空気を抜いて熱を平均にする「泡切り」を数回繰り返す。


5 . 回転と色付け
こげないように回転させながら、弱火で5分程色付けをする。


6 . 焼き上がり
表面が焦げないように天板を載せながら、焼き上がりを確認する。焼き上がりは経験から頃合いを見る。


7 . 切り分け
焼き上がったカステラを切ります。


8 . 完成
切ったカステラをケースに入れて出来上がり。製造されたカステラが各店に配送され店頭に並びます。
名人・内山浩一 カステラへの想い

焼くたびに条件が変わりますので、その都度、泡切りの具合や焼き加減を調節していかなければなりません。二葉堂のカステラの特長である「しっとり感」を出すために、いまだ日々勉強の毎日です。
手焼きのカステラは手間がかかるため、製造するところも減ってきていますが、先代から引き継いだ伝統的な技を、次代に伝えていくためにも、日々精進していきたいと思っています。