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善光寺御開帳と善光寺の仏様

2015(平成27)年4月5日から5月31日まで、信州長野市の善光寺では数えで7年に1度の「善光寺御開帳」が開催されています。

善光寺の御本尊は、日本への仏教伝来とともに伝わってきた仏様。日本最古の仏と伝えられ、「生身の阿弥陀如来」として信仰されました。かの聖徳太子と手紙のやりとりをしたという伝説も残っています。しかも、ご自身のご希望で「絶対秘仏」となられ、誰もその姿を見たことがないという神秘に満ちた仏様なのです。

善光寺御開帳で公開されているのは、御本尊ではなく、同じお姿とされる「前立本尊(まえだちほんぞん)」です。その指から五色「善の綱」で結ばれた本堂前の「回向柱(えこうばしら)」に触れると、御本尊に触れるのと同じ御利益があると伝えられ、回向柱に触れようとする人々の長い行列ができています。

前回の御開帳の期間中、その模様を伝えたあるテレビ番組で、四角い柱の4面に触れると御利益があると報道されたため、並んでいる人々が皆1面ずつ4回触れようとして大混雑になってしまいました。御利益は触れる回数とは関係ないそうですよ。それよりも本堂で前立本尊を参詣し、この期間ならではの「御印文頂戴(ごいんもんちょうだい)」を体験してみてはいかがでしょうか。

(2015年4月 記)